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A5、カラー、120ページ、電子書籍(PDF)、PC・タブレット推奨
外来種増大の陰で、在来種が危ない!沖縄島に「一生を淡水で過ごす在来魚」はフナ、メダカ、ドジョウ、タウナギ、アオバラヨシノボリおよびキバラヨシノボリしかいないとされています。これに対して外来魚は20種以上が定着しており、水域によっては外来魚が優占種となって在来魚を駆逐しています。グッピーは観賞魚として有名な熱帯魚ですが、沖縄島のほとんどの水系で定着しています。
様々な理由から捨てられ、増えゆく外来魚。沖縄島の外来魚は、現在も分布拡大中であり、毎年新分布が発見されています。その原因は様々で、ホームセンターなどで気軽に観賞魚を買って飼育し始め、簡単に捨ててしまう人がいます。また、ボウフラ駆除目的や、ゲームフィッシングを楽しむため、あるいは絶滅危惧種の保護行為と誤って外来魚を放流する人もいます。もしかしたら、定着させた外来魚を売る目的で放流する人もいるかもしれません。
本書は、生き物や外来魚に興味があっても論文や専門書を読むのは難しいと思っていた人や、一般的な魚類図鑑では沖縄のことがあまり分からないと思っていた人達の期待に沿えるように作りました。この図鑑をきっかけに、外来魚問題への関心が高まれば、外来魚を気軽に捨てることは簡単にはできなくなるはずです。また沖縄の現状を伝え、観賞魚の遺棄などによる分布拡大や新たな外来魚の発生を防ぐことができれば、他の地域における外来魚の侵入を防ぐことも可能になると思っています。
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